来年からの活動再開に向けて、自作シナリオの整理中。
ってか、凝りすぎてわかりにくい所を修正したりとかのリメイク中ってところ。
そんなわけで、取り敢えずどれを優先してやっていくかも含めての目録作りから。
■クトゥルフ神話RPG 自作シナリオ目録
▼1920年~アメリカ
①「魂の器」
ワシントン州クイーンズで起こる事件。
売れっ子のショウダンサー、ホリィ・デイジー。
恋人のギャング、ジャン=ジャック・バローの後押しもあり、富と名声を我が物としている。
しかし、彼女の周りでは不審な殺人事件が頻発していた。
一方、PC達は一人の老婆と知り合う。
その老婆は泣きじゃくりながら、自分が本物のホリィ・デイジーで、何者かに肉体を奪われたのだと訴える。
②「豚の胃の中」
ミネソタ州ダルースで起こる事件。
長距離バスで移動中のPC達は、事故により立ち往生するはめになる。
助けを呼ぶこともできず途方にくれていると、麦畑から一人の少年が現れ、困ってるいるなら自分の住む孤児院に一晩泊まっていくといいと提案する。
PC達は少年に案内してもらい孤児院に向かうが、その孤児院には大人は存在せず、年端の行かない少年少女がたった七人で、養豚場の豚を世話して生活していた。
③「彼ら、海より来る」※未発表
ルイジアナ州マナウィダンで起こる事件。
「霧の夜には外出してはいけない。外出すれば彼らに連れ拐われる」
という掟のある港町。
ある、朝から霧が立ち込める日。海岸に年代物の漂着物が無数に打ち上げられ、それとともに謎のメッセージが砂の上に描かれていく。
霧の中に先祖の姿を見たという者があらわれ、ネイティブアメリカンの血を引く者達が惨殺されていく。
④「リーズ家13番目の少女」※未発表
ニュージャージー州アトランティックシティーで起こる事件。
街は怪物に脅かされていた。
馬に翼を生やしたようような姿の怪物は、街の近郊で家畜を襲い、電車を止め、やがて人間をも襲うのは時間の問題だと思われていた。
そんな中、PC達は一人の少女と出会う。
その少女は、200年前に怪物を生み出したリーズ家の最後の一人で、怪物は自分を連れ戻すために現れたのだと告白する。
▼現代~日本、ヨーロッパ
①「豊穣の森に還る」
八重山諸島上降島で起こる事件。
卒業論文の取材と、フィールドワーク中に行方不明となった先輩の捜索のため、上降島を訪れたPC達。
上降島では一年に一度の秘祭が行われており、その間、島外との行き来は途絶えてしまう。数年前までは部外者の立ち入りを完全に禁止していた時とは打って変わって、PC達を歓待する島民。
しかし、PC達の行く手に見え隠れする謎の追跡者。そして、「命が惜しかったら島から逃げろ」という、行方不明の先輩からの警告が。
②「孤島団地」
首都圏近郊のニュータウンで起こる事件。
PC達はオカルト専門ネットTVの撮影クルー。
かって自殺の名所として名を馳せた稀田団地。しかし最近また自殺が頻発しているというネットの噂を検証するために取材に向かう。
都心に近いが自然に覆われ、交通の便も少ない稀田団地。そこの住人のほとんどは老人で、さながら過疎集落の体をなしていた。
③「異形の檻」
山間部に切り拓かれた閑静な住宅街、依塚町で起こる事件。
都心に通じる住宅街として整備されたきた依塚町。しかしこの街には、戦前から伝わる古いしきたりも根強く生き残っていた。
神と心を通わせる少女を祀り、街の吉凶を占う祭り。
しかし、数年前の祭りで悲劇が起こり、神はこの街から姿を消した。永遠に。
そして、数年ぶりに不定の狂気から解き放たれたPC①。断続した記憶に存在する、自分と同じ顔をした少女の行方を探し始める。
父親である駐在の凶行を目にしたPC② 、街の少女たちを苛む悪夢の元凶を探すPC③ 、PC④とともに。
④「侵略的外来種」
首都圏近郊の自然に溢れた街、飯川市で起こる事件。
飯川市で発見された珍しい蛇。それはアマゾン原産の輸入が禁止されているはずのものだった。
侵略的外来種として飯川市の生態系を脅かす蛇。
その調査を依頼されたPC達は、蛇の繁殖に隠れて進行する、恐るべき陰謀に直面してしまう。
⑤「氷上に浮かぶ都」
バルト海回遊クルージングを行う豪華客船で起こる事件。
豪華客船ファンジア・ホライゾン号は、バルト海を航行中に、レーダーに映らない存在しないはずの氷山と激突する。
奇跡的に無傷だったファンジア・ホライゾン号だが、衝突の混乱の中で侵入した何者かに乗員を殺害され、漂流を始める。